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地上が星空に変わる村~ホタルたちが起こす奇跡の瞬間~

2018.07.20

満天の星とホタルに癒される赤村の旅

まるで地上が星空のようにきらめく瞬間を、目撃したことがあるでしょうか?
時間も場所も、どうしてそこにいるのかさえも忘れてしまいそうになる、奇跡のシーン。そんな素敵な景色を織り成す、福岡県田川郡赤村へ旅をしてみませんか?

赤村へのアクセスは?

福岡空港からは車で約1時間半、北九州空港からは車で1時間ほどの場所にある、自然豊かでのどかな村です。ドライブ好きの方には、キャンピングカーで出かけたり、道中の宿泊を楽しみながら到着したりという方法もお勧めです。

赤村の地上が星空へと変わる瞬間(とき)

薄暗い闇の中に、ぼんやりといくつかの淡い光が見え始め、周囲がゆっくりと暗闇に染まっていきます。そして、濃くなっていく暗闇に逆らうように、淡い光が強く発光しはじめます。強く、弱く、そしてまた強く光を放ちます。

その美しい光に目を奪われていると、いつの間にか、まるで一面が星空に変わってしまったのではないかと錯覚させるほどの無数の光に囲まれていて驚きます。それは、言葉には言い表せないほど幻想的で、とても素敵な瞬間です。この素晴らしい瞬間は、赤村に生息するホタルたちが起こす、奇跡の瞬間とも言えるでしょう。

赤村のホタルたちが織り成す、奇跡の瞬間を見ることができる場所

赤村は福岡県のホタルの名所にもなっており、特に赤村内にある「源じいの森」の2018年の予想出現数は、5000匹とも言われていました。源じいの森では、ホタルの季節になると、1泊2食付の宿泊プランとホタル観賞がセットになった「ほたる鑑賞ツアー」も開催しています。そういったツアーを利用してみるというのも良いかもしれません。

また、地元の人の話では、赤村にある山間のあちこちでもホタルたちの姿を目撃することができるようです。では、ホタルと併せて楽しみたい、赤村の観光スポットについても紹介していきましょう。

「幻の鉄道」を走る赤村トロッコが楽しい

月に一度だけ運行されている「トロッコ」は、赤村町役場付近にある「赤駅」周辺で乗車が可能です。トロッコに乗ると、のんびりとした赤村の風景やコウモリが生息するトンネルなどを、ゆっくりと鑑賞することができます。

昔、石炭の運搬経路として計画・建設された油須原線は、エネルギーが石炭から石油へと変わることで不要となり、一度も使われることのないまま「幻の鉄道」となりました。それから長い月日をかけ、観光鉄道として蘇ったのが、こちらの「赤村トロッコ油須原線」です。

のどかな赤村を感じ、過去の歴史に触れることのできる景色を楽しもう

自然に囲まれたのどかな赤村を散歩していると、野鳥や動物たちとバッタリと出会うこともあり、思わず心が癒されます。また、九州で最古の鉄道トンネルである「石坂トンネル」もあります。片方は剥き出しのレンガ造り、もう片方は石切り造りという遊び心のある「内田三連橋梁」など味わい深い建造物もあり、赤村の過去の歴史にも触れることが可能です。

赤村の食材が楽しめる、土日はカレー食べ放題、平日はランチ提供の「とことん あかむら」へ行こう

赤村の新鮮な食材を使ったランチやカレーが食べられると人気の、「とことん あかむら(赤村特産物センター休憩所) 」にも足を運んでみましょう。

カレー食べ放題は、2018年4月1日から少しだけ値上がりしていますが、ランチの平均価格よりも安く、カレーのおかわりができるのは魅力的です。平日はランチ提供になりますが、どちらの味付けも、旅の疲れと日々のストレスを和らげてくれる優しい味わいとなっています。

赤村のおいしい水、「赤村鉱泉水」を飲んでみよう

源じいの森への入り口付近で販売されている「赤村鉱泉水」は、その昔、「赤村のおいしい水」と呼ばれていたそうです。しかし、温泉水に該当すると鉱泉分析試験で判明したため、今は「赤村鉱泉水」と呼ばれています。採水場から汲み上げられた新鮮なものを活性水素水として24時間販売しており、ペットボトル1本と同金額で、ものすごい量の赤村鉱泉水を楽しむことが可能です。

自然豊かな赤村で癒される旅への提案

都会と比べると不便なことがいっぱいの赤村ですが、自然が豊かでのどかだからこそ、奇跡の瞬間へと誘ってくれるホタルたちがいます。そして、自然に生息する野鳥や動物たち、トロッコや歴史を感じる建造物などを散策しながら楽しむこともできるのです。

都会の喧騒を忘れ、景色と歴史に静かに触れる旅プランを立ててみてはいかがでしょうか?

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部