LEISURE

京都ならではの非日常を味わう体験の旅

2018.04.20

京都で伝統文化を体験!日本を感じよう

桜、新緑、紅葉と季節ごとに何度でも訪れたくなる京都の街。本格的なシーズンになると国内や海外からの観光客でひときわ賑わいますが、今年はそんな喧騒から少し離れ、ゆったりと京都を楽しんでみませんか?歴史の跡を静かに感じたり、日本の伝統的な文化に触れたりと、いつもとは違う京都の旅を紹介します。

足利義光ゆかりの寺「相国寺」でこころと向き合う

京都駅を背に、烏丸通りを北へ車で約20分、地下鉄で移動すれば京都駅から鞍馬口駅で下車し徒歩8分に位置する「相国寺」は、京都洛中の北に位置する大変歴史の古いお寺です。1年を通して人通りは少なく、境内は近隣住人が生活道路として使う程度で、とても静かでおだやかな時間が流れています。

相国寺は14世紀末の室町時代に、当時の幕府三代将軍である足利義光によって創建されました。足利義光は、この時代の栄華を極めたとも言われ、現在ある相国寺と道路を挟んだ場所に「花の御所」といわれる絢爛豪華な邸宅もあったようです。(現在は石碑のみが残っています)

広大な広さを誇っていた相国寺も境内の敷地が縮小されましたが、現在でもかなりの広さがあります。また、境内に現存する法堂は日本最古の法堂建築とされており、その天井には「鳴き龍」と言われる狩野光信の龍が描かれており、静寂に包まれる法堂の中で手を叩くと、龍が鳴く声が聞こえると言われています。

相国寺では、毎月第2・4日曜日の朝に一般の方も参加できる「坐禅会」を行っています。邪念を払い、無のこころとなるよう坐禅の間は静かに時を過ごします。ふらりとすれば、坐禅でよく見る光景の「バシ」という警策(きょうさく)も行われます。自らの息遣いしか聞こえない静かな空間で、こころと向き合うのもの悪くありません。

いつもどこかで茶会が開かれる京都の月釜で文化に触れる

千利休が伝えた日本の茶道といえば、京都を思い浮かべることが多いでしょう。お抹茶は和菓子を扱うお店などでもいただくことはできますが、京都ならではのお抹茶を味わってみてはいかがでしょうか。

京都は千家の家元があることから、一般の方々も日常的にお茶と触れ合う機会が多いのです。例えば、1年を通していつもどこかで「月釜」といわれる茶会が開かれています。「茶会なんて敷居が高い」と感じている人も多いでしょう。しかし、実は意外と気軽に参加できる茶会がたくさんあるのです。

そのひとつが、学問の神様で知られる北野天満宮にある茶室「松向軒」で開かれる月釜です。毎月第2日曜日にお釜がかかり、茶会に参加するための予約は必要ありません。また、洋服でも全く問題はありません。

京都での茶会の楽しみ方は、あえて「少しかしこまる」ということでしょう。お店でただただ美味しくいただくお抹茶も良いですが、目の前で流れるようなお点前が始まり、季節を表現した芸術にもなる繊細な生菓子をいただき、京都ならではの貴重な抹茶碗でいただく一杯は、格別の味わいとなるでしょう。気軽な茶会といいながらも、めったに拝見することのできない由緒ある茶道具が並ぶのも京都ならではの魅力です。

地元の人しかいない静かな寺院、本格的な洗心の坐禅、ほどよい緊張感を楽しむ茶会と、京都をより身近に感じることのできる場所をご紹介しました。こころと体で感じる京都へぜひ足を運んでみていはいかがでしょうか。

・相国寺 http://www.shokoku-ji.jp/top.php
・北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部