歴史の面影がいつまでも残るまち「ニューヨーク」
2018.01.26
世界一の都市!ミューヨークで夢のひとときを
アメリカンドリームを夢見て、毎年世界中から多くの人が集まってきています。
今回は、そんな多種多様な人が集まる「ニューヨーク」の歴史と見所をご紹介します。
マンハッタンという語源に大きく関わっている先住民
アメリカがイギリスから正式に独立したのは1783年ですが、それまでの間もさまざまな人たちが住んでいました。
この場所に先住したといわれるのが、インディアン部族のレペナ族。
レペナ族は独自の文化を持っており、アルゴンキン語族系の言語を使用していました。
小さな団体となって、季節が変わるごとにさまざまな場所に移住しながら生活をしていたといわれています。文字を持っていませんでしたが、ニューヨークの中心部「マンハッタン」という名前は、「丘の多い島」という意味のレペナ族の言語「Manna-hata」に由来しています。
また、レペナ族はヨーロッパ人の入植以前から、他部族との物々交換を盛んに行っており、当時から商業の中心地であった可能性が高いと言われています。
ニューヨークの誕生
1524年にイタリア人探検家のジョバンニ・ダ・ヴェラッツァーノが現在のニューヨーク港に来航して以来、ヨーロッパ人の移住が進み、オランダによるビーバーの毛皮貿易の拠点となったことで入植が拡大し、当時はニューアムステルダムと呼ばれていました。
ニューヨークという呼び名が付いたのは、1664年のことです。
100年超のイギリス植民地時代の後、アメリカ最初の首都となったニューヨークは、1900年頃から高層ビルの建設ラッシュが起こり、今も残る、エンパイアステートビルやクライスラービル、グランドセントラルステーションなども1930年頃までに完成しています。
第一次世界大戦の終戦後には、人口が1000万人を超え、ロンドンをも抜いて名実ともに世界一の都市となったのです。
ニューヨークの観光名所
非常に歴史のあるニューヨーク。もちろん観光名所も数多くあります。
ニューヨークの象徴ともいえる自由の女神は、1984年に世界遺産に登録され、今もなお毎日多くの観光客で賑わっています。
また自由の女神と同等に知名度を誇っているのがエンパイアステートビル。86階の320m地点には屋外展望台があり、ニューヨークの景色を360度見渡すことが可能です。夜に行けば、素晴らしい夜景に感動すること間違いなしです。
多くの緑に囲まれてゆったりしたいなら、セントラルパークがおすすめ。全長なんと4kmにも及ぶ巨大な公園で、散歩や読書など優雅な時間を楽しめます。
他にも歴史を直に感じられるウォール街やブルックリン橋、多くの若者で賑わうタイムズスクエア、世界最高峰のミュージカルが上映されるブロードウェイ、世界三大美術館の1つであるメトロポリタン美術館をはじめとする数々の美術館・博物館…と見所が尽きないのが、ニューヨークの魅力でしょう。
このようにさまざまな歴史を経て、今日のニューヨークが出来上がったのです。
過去の歴史の残像は今でも多く残っており、今日も世界中の人を魅了しています。
そんな世界一の街で夢のひとときを過ごしてみませんか。