レジャー

たくさんの魚の群れに出会える世界最高のダイビングスポット

】パラオ・ブルーコーナー

2017.08.04

【今月の絶景】パラオ・ブルーコーナー

今月の当サイトの背景画像は、パラオのブルーコーナー。スキューバダイビングをする人にとっては、「一度は行ってみたい」というスポットです。

ブルーコーナーでは、アジやバラクーダ、サメ、サワラ、ハタ、マグロ、ナポレオンフィッシュ、マンタなど、ここでは紹介しきれないほどさまざまな種類の魚の群れを見ることができます。そのため、水中写真の撮影には絶好の場所。運が良ければ、触れるぐらいのところまで近づいてくることもあります。

また、ブルーコーナーの西側には形や色もさまざまなサンゴの棚が広がり、東側の砂地になっているところにはサンゴの根や岩が点在。たくさんの魚が泳ぐ様子を盛り立てているようです。真っ青な海の中、サンゴが群生し、無数の魚が次々にやってくる、まさに自然の中の水族館。ダイビング雑誌の多くが、「世界最高のダイビングスポット」に選ぶのも納得の光景が広がっています。

この場所が発見される前、パラオにやってくるダイバーのお目当ては「ブルーホール」でした。ブルーホールは4つの大きな穴が開いている洞窟で、穴から潜って見上げると、中に光が差し込み、時間や季節によって移り変わる美しさを楽しむことができます。ある日、ここを訪れた、海洋学者でスキューバダイビングを発明したジャック・イブ・クストーと、彼と行動を共にしていた日系アメリカ人・岸川至さんが、偶然ブルーコーナーを発見。2人はその様子があまりにもすばらしく、しばらく言葉が出なかったということです。

潮が満ちていく上げ潮の時間帯には、約30メートル先まで見えます。ただし、ブルーコーナーは潮の流れが変わりやすく、ダイビングをする場合には初級レベルなら流れのないとき、中級者は緩やかな流れ、強い流れのときには上級者のみが潜れるため、見たことのない景色を味わうには運も必要なようです。

毎日暑い日が続きますが、パラオ・ブルーコーナーの涼しげな様子を思い浮かべると、気持ちだけでもホッとできるのではないでしょうか。

■ ブルーコーナー
http://www.skygate.co.jp/sa_city/oversea/pw_k254_fe

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部
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