ファイナンス

一流アスリートが行なっている、セカンドライフの準備とは?

2018.06.04

スポーツ業界の年金制度

現役時代には多くの収入得られる反面、引退後には収入が途絶えてしまうという点でスポーツ選手とお医者様は非常よく似ています。そこで、今回はスポーツ業界に焦点を当て、様々なスポーツ界のリタイア後を支援する年金制度をご紹介しましょう。

まず、メジャーリーグの場合は、選手会により年金運営が行われています。5年間以上プレーすれば、年金受給の資格が与えられ (5年未満の場合は受給できません) 、10年間メジャーでプレーすれば満額受給することができます。満額の場合、日本円で約2000万円を死ぬまで毎年受け取れるのです。(5年目は満額の50%でそれ以降は1年ごとに10%ずつ加算されていきます。)

選手のレベルが世界一であることは言うまでもなく、セカンドキャリアを手厚く支援するという点でも、メジャーリーグが素晴らしい組織であることがわかります。ちなみにマイナーリーグでは支給されません。

次に、ゴルフがお好きな方ならご存知の方も多いかと思いますが、アメリカを拠点に行われる世界最高峰のPGAツアーがあります。PGAツアーは男子プロゴルフのトーナメントツアーなのですが、マスターズなどもPGAツアーのひとつです。こちらの年金制度も非常に整っています。
受給資格は5年以上プレーして尚且つ、15試合以上の予選通過した人に与えられています。活躍すればするほど年金を受給できるシステムになっており、ちなみに、タイガーウッズには200~300億円相当の年金が入ると報道されています。丸山茂樹選手で推定約20億円と報道されていますので、タイガーウッズの凄さが際立ちます。

NFLと呼ばれる、プロアメリカンフットボールリーグにも、充実した年金制度があります。
現在の年金制度は「Retirement Plan」「Player Second Career Savings Plan」「Player Annuity Program」の3つで構成されており、資金の一部は選手が負担する場合もありますが、大半はチームが資金を拠出します。
NFLではこの3つの制度によって、現役中だけでなく引退後の生活についても手厚く保障し、守っているのです。

一方で日本のスポーツ業界では、年金制度が整っていないのが現状です。
日本の中で最も手厚いと言われていたプロ野球界でさえも、2012年に年金制度が廃止されてしまいました。組織として年金制度を改善や向上をしていく事も必要ですが、同時にスポーツ選手自身も、引退後の資金を自ら準備しておく必要性が日本のスポーツ業界でも増しているのが現状です。

今回スポーツ業界の年金制度を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
リタイア後の人生や収入面の不安は皆様お持ちかと思います。リタイア後、どのように生活していくのか?どのように収入を得ていくのか?
皆様も、ご自身の人生を見つめなおし、自分や家族の夢や目標の為に、リタイア後の人生について今一度考えてみられてはいかがでしょうか。

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部
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