エリア別にオススメの名店をご紹介!
2017.01.06
ワンランク上の「おでん」で寒い冬を乗り切る
今回は、落ち着いた空間の中で、こだわりのおでんが堪能できる店をご紹介します。
<関東>
●「あざぶ一期」
ミシュランの一つ星を獲得している「あざぶ一期」。特に出汁にこだわりがあり、佐賀のトビウオや利尻の昆布、瀬戸のいりこなど、8種類の素材をブレンドして使用しています。おでんは好きなものを一品ずつ食べることもできますが、コースの「一期おでん懐石
(8,800円・税抜)は、おでん5種類に加え、茶飯や一品料理も楽しめてお得です。店の名前を冠した「一期玉子」はオリジナルの出汁につけ込んだ半熟卵で、ぜひ味わいたいところです。
●「やす幸」
大根や厚揚げのような定番から、きりたんぽ、生たらこといった変わり種の具材まで、さまざまなおでんが食べられる「やす幸」。出汁は関西風で、盛り合わせを含むコースが6,000円と7,000円(どちらも税込・サービス料別)の2つあります。もちろん、好きなものや気になるものを単品で頼むことも可能。刺身や茶碗蒸し、海老揚しんじょなど、一品料理も充実しています。なお、「やす幸
は利用時に予約が必要で、冬季は一部制限があるため、早めに連絡したほうがよさそうです。
<関西>
●「万ん卯」
大阪・北新地にあり、味に一切の妥協を許さないスタイルで多くのお客様に愛されている「万ん卯」。こちらもミシュラン一つ星のお店です。日本全国から吟味した食材を取り寄せ、常に定番の味と旬の味を提供。庶民派のおでんではなく、極上の煮物に仕立て上げています。この店のコースは、オススメを8~9品いただき、その後、自分の好みのものを注文するというスタイル。名物はクジラの舌を乾燥させた「さえずり」です。カウンター10席、テーブル10席の和の空間で、究極のおでんを堪能してください。おでんコースは、12,000円です。(おでんコースが楽しめるのは、午後5時~)
●「常夜燈 豊崎本家」
1945年に創業し、漫画『美味しんぼ』にも紹介された老舗。関西ではおでんを「関東炊き」と呼びますが、「常夜燈」では「かんさいだき」として出しています。その命名者は、常連客だった俳優の故・森繁久彌。鯛の頭と昆布で出汁を取り、白みそを加えた「かんさいだき」は まろやかな味で、具材は常時約20種類が用意されています。「かんさいだきセット」(4,000円・税抜)は、その中から10種類が食べられる内容。一品一品に手間をかけ、著名人にも親しまれた味を楽しみに行きましょう。
■あざぶ一期
http://www.azabu-ichigo.com/
■やす幸
http://www.ginzayasuko.com/