レジャー

こだわりの家具や食器に囲まれて本場の味を堪能

フィンランド料理

2017.06.23

フィンランド料理が期間限定で味わえるレストラン

ここ数年、イケアの日本上陸やムーミンカフェのオープンなど、北欧が注目されています。機能的であり、デザイン性も高い家具や食器は、特に女性の間で話題となっています。そんな北欧の国のひとつ、フィンランドの料理を期間限定で出しているレストランが東京・六本木にあるのをご存知でしょうか。

「フィンランドキッチン タロ」は国の独立100周年を記念して、今春、六本木ヒルズにオープン。家具や食器はフィンランドのアンティーク製品を使っており、「タロ(フィンランド語で『家』)」という言葉が表す通り、リラックスできる落ち着いた雰囲気のレストランです。

料理は6月中旬から夏のメニューになり、ワカサギにライ麦をまぶして揚げ、レモンソースが添えられた「ワカサギフライ ムイック風 さっぱりポテトサラダ添え」や、サーモンをビーツで一晩付け込んだマリネ、さらにはトナカイの肉を使ったソテーやソーセージの盛り合わせなどが楽しめます。

また、フィンランドでは毎週木曜日を「Hernekeitto(ヘルネケイット)」と呼び、豆のスープを食べる習慣があるのだとか。そのため、タロでも木曜限定メニューとして、乾燥ビーンズを一晩かけて戻した、豆のスープを提供しています。また野菜を味わう料理が多彩で、「ビーツのカルパッチョ」「生ハムとパルメジャーノのごちそうモリモリサラダ」は人気の逸品です。

こうした料理のレシピを手がけるのは、フィンランド大使館料理長のエレナ・アダさん。ホテルオークラをはじめ、さまざまなホテルやレストランで修業をし、その後スウェーデン大使館へ。国王が来日した時の晩餐にも携わるなど、その腕には信頼が寄せられています。現在はフィンランド大使館の厨房に立ち、たくさんのレセプションを取り仕切るアダさん。料理をするときには技術だけでなく、心をこめて作ることを大事にしているそうです。

食事以外にカフェメニューも充実しており、中でもフィンランドで160年以上続くカフェ「エクベリ」直伝レシピのベリーパイは、ぜひ味わってみたいところです。

なお、フィンランドキッチン タロは来年1月末までの期間限定オープン。日本ではなかなか出会えない、本場のフィンランド料理を楽しみに行ってみませんか。

■ フィンランドキッチン タロ
http://www.roppongihills.com/shops_restaurants/restaurants/00254.html

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部
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