歌舞伎座・新橋演舞場で1日を満喫
2016.03.04
【観劇というおもてなし】劇場をまるごと楽しむ(関東編)
遠方からお客様が訪れた時、皆さんはどんなおもてなしをしていますか? ホームパーティをしたり、あるいは名の知れた店で外食をしたり…という方も多いかもしれません。そうしたおもてなしの中に「観劇」を加えてみるのはいかがでしょうか。
劇場の中には舞台を堪能するだけでなく、お食事処やお土産屋さんを備えたところもあります。こうした場所にお連れすれば、1日楽しんでもらうことができ、特別な思い出もつくれます。そんな劇場として、今回は東京の歌舞伎座と新橋演舞場をご紹介しましょう。
歌舞伎座でのお食事処は、「東京吉兆」をはじめとする3つの和食のお店があります。しかし、さらにスペシャル感を演出したい場合は、桟敷席でのお食事がおすすめです。
桟敷席は、事前に予約しておけば、幕間までに食事を届けてもらえます。メニューも桟敷席のみの特別メニューで、幕の内とお寿司の2種類が用意されています。
新橋演舞場も食事処は幕間の利用となっており、「雪月花」では築地から仕入れた食材を使った料理を、銀座の老舗漆器店の器によそって提供してくれます。また、カジュアルな雰囲気の「かべす」では、演舞場名物の蕎麦やおでん定食をいただくことが可能。ただし、おでん定食は数量限定です。なお、新橋演舞場でも事前に予約すれば、桟敷席で食事を楽しめます。
観劇の記念のお土産は、歌舞伎座のほうは東京メトロ・東銀座駅に直結した地下2階の「木挽町広場」の賑わいに思わず足が向いてしまうこと間違いなし。食品や雑貨など、さまざまな商品を扱うお店が出ています。5階には、歌舞伎関連の書籍やDVD、オリジナルグッズを販売している「楽座」があり、より歌舞伎座らしいお土産を選べそうです。新橋演舞場では1階の「賑(にぎわい)」で老舗のお菓子を、2階の「彩」では和小物を扱っています。
芝居を見て、おいしいものに舌鼓を打ち、記念のお土産を買って楽しく過ごしてもらうおもてなし。次回は関西の劇場を紹介します。
■ 歌舞伎座
http://www.kabuki-za.co.jp/
執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部