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島民の33倍ネコがいる!?「ネコの楽園」へ行こう!

2019.09.09

ネコ好きにはたまらない愛媛県青島の魅力とは?

全国には、たくさんの猫が生息する「猫の島」が、いくつも存在します。
今回は、その中でも特に人気のある「島民の33倍ネコがいる島」、愛媛県大洲市の離島「青島」についてご紹介します。

猫の島「青島」とは?

青島は、愛媛県大洲市長浜町に属する有人島です。
2013年に島内での猫を撮影した写真がブログに掲載されたことがキッカケとなり、猫好きの人々を中心に注目されるようになりました。
のどかな島の風景とほっこりする猫の姿はもちろんのこと、島民15名に対して猫が100匹以上だったことから「島民の6倍以上の猫がいる島」と話題になります。
その後さまざまなメディアでも取り上げられ、国内外からの観光客が数多く訪れるようになったものの、2019年現在では島民の数が3世帯6名と減少。逆に猫の数は200匹以上に増加したため、「島民の33倍以上の猫がいる島」となっています。

青島への行き方と注意点

青島は、愛媛県大洲市長浜町と町名までは同じであるものの、本土とは海を挟んだ場所にある離島です。そのため、愛媛県本土にある長浜港から青島にある青島港までは、青島海運が運航している定期旅客船で渡る必要があります。
片道は35分程度と短いので、天気の良い日には、船外に出て海のしぶきを浴びながら到着までを楽しむという方法もおすすめです。しかし、定期旅客船は午前と午後で各1往復。合計1日2往復のみしか運航しておらず、定員も34名と少ないため、お盆やゴールデンウィークといった長期休暇には大勢の観光客で定員オーバーとなることもあります。また、濃霧などで欠航する場合もあるため、お天気の良い日の午前中から港で待機するのがおすすめです。最低でも、出港の30分以上前には到着しておきましょう。

青島の様子と猫の状況

青島にはコンビニや商店がありません。ペットボトルなどの飲み物は必須ですし、お菓子など、小腹が空いたときに対応できるものがあればベストでしょう。また、島内には宿泊施設もありませんので、本土にある長浜港から車で約20~30分ほど走ったところに複数あるホテルなどを利用することになります。
定期旅客船で青島に上陸すると、さっそく猫たちがお出迎えしてくれます。
1匹や2匹ではなく、あっちからもこっちからもやってきて、すぐに猫のカーペット状態に。
思わずはしゃぎたくなりますが、青島は観光地ではなく、島民の方たちが日常生活を営んでいるとても静かな場所なので、大きな声を出すなどの行為は控えるようにしましょう。
島のあちこちで可愛らしい猫たちの姿を目にすることができるため、一眼レフカメラなどを持って来ている人たちも少なくありません。
ただ、道路にフンなどが落ちていることもあるので、屈んだり寝転んだりするときには注意が必要です。

上陸してからの注意点

青島には、いくつかのルールがあります。
エサを持って定期旅客船に乗ることは可能ですが、「エサ場」と指定された場所でエサをやるようにし、猫の持ち込みが禁止となっている旅客船待合室周辺ではエサをやらないようにしましょう。
人懐っこい猫たちは、可愛らしい仕草や声でエサのおねだりをはじめますが、エサをやらなくても爪を立てたりすることはありませんので、刺激しないよう楽しみましょう。
また、自分のゴミは持ち帰るようにし、島の自然や環境を壊さないように心がけましょう。

青島の魅力

午前と午後で各1往復のみしかない定期旅客船に乗って海を渡り、上陸すると、普段の生活で聞こえてくる音とはまるで違う音に包まれます。
耳元を通り抜けていく風の音や静かな波の音、草木がこすれ合う音…自然の音だけが聞こえるその島で、猫たちはのんびりと暮らしています。
そんな猫たちの姿を見ているうちに、仕事や人間関係、しがらみや不安など、普段の生活で感じているストレスやマイナス感情が遠くに感じられるという人も少なくないようです。
青島の魅力については、ぜひ、ご自身で探ってみてください。

まとめ

島民の33倍もの猫たちがいる「青島」は、自然の音に包まれたやさしい時間を過ごすことができる島でもあります。
心身ともに疲れたと思ったとき、誰かに癒されたいと思ったときなどに、青島の猫たちに会ってほっこりと癒される、そんな旅の計画を立ててみてはいかがでしょうか?

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部
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