ボジョレーの出来はいかに? 今年は11月19日解禁!
2015.10.30
今年もボジョレーの季節がやってきた
ボジョレーヌーボーの解禁日は、ご存知のように毎年11月の第3木曜日。それが今年は19日ということになります。
何よりも気になるのは、今年のボジョレーヌーボーの出来ですよね? 現時点ではまだキャッチコピーすら聞こえてきてはいませんが、「フルーティ」というキーワードが使われ始めてはいるようです。
とはいえ過去の例を見ると、解禁前に評価するキャッチコピーができていないと、平均的な出来になっていることが多いようです。ということは今年の出来は昨年並みか平均的なものになっているのかもしれません。
さて、そもそもボジョレーヌーボーは、なぜこれほど話題になるのでしょうか?
ヌーボーとは、フランス語で「新しい」という意味。つまりその年に収穫されたぶどうから作られる新酒のことを指します。そんな新酒の中で特に有名なのが、フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で収穫したぶどうを、すぐに発酵させて作る新酒のこと。それがボジョレーヌーボーです。
その始まりは1950年代にさかのぼります。そして60年代まではパリのビストロを中心に普及していたそうです。それが70年代にイギリス、80年代にアメリカへと広まり、オーストラリア、そして日本へと伝わっていきました。
ボジョレーヌーボーの味のセールスポイントは「フレッシュさ」にあります。ここが普通のワインと大きく違うポイント。熟成工程に入る前に瓶詰めされることから、フルーティでフレッシュな味わいが楽しめるのです。
また飲み方にも違いが現れます。普通のワインは冷やしすぎると渋みが増すことがありますが、ボジョレーヌーボーは軽く冷やして飲んだ方がおいしくなることが多いようです。14〜16℃くらいが適温だそうです。
さて、今年もどんなボジョレーヌーボーが日本にやってくるのか? 11月19日が待ち遠しいですね!