患者さんになった経験はありますか?

2016.01.20
集患に成功している医院がしていることVol.2
どんなビジネスにおいても必要なことです。しかし患者さんの正面に座り、向き合って会話をしている限り、その患者さんの気持ちになることはできません。
「おそらく、こんな治療をしてほしいと思っているはず」
「きっと、こんな風に感じているはず」
「多分、こんな接し方をすれば喜んでくれるはず」
おそらく~のはず、はあくまで憶測にすぎません。私なら~してほしい、というのが顧客目線です。
ところで、院長も、スタッフも、ご自身の歯のケアはどうしていますか? 虫歯になることがなくても、定期的なチェックは必要ですよね。
その際はぜひ、まったく知らない歯医者さんに行って診てもらうことをおすすめします。できればあまり馴染みのない土地で、歯医者さんを探すところから始めてみてください。
なぜその歯医者さんを選びましたか?
はじめて入ったときに何を感じましたか?
受付をすませ、待合室で呼ばれるまでの間、何を考えていましたか?
診察はどうでしたか?
お会計をすませ、帰るときのスタッフの対応はどうでしたか?
また診てもらおうと思えましたか?
ご自身の医院と比べてどうでしたか?
おそらく、想像以上に多くのものを得られるはずです。患者さんの気持ちが、今までより理解できるようになるはずです。その上で、患者さんと接するときは、正面から向き合うのではなく、隣に座って接してみてください。同じ方向をみながら会話することが、どれだけ患者さんに安心感を与えるのかを実感することができるでしょう。
体の向きを変えただけで、今まで見えなかった多くのものに気づくことができるでしょう。患者さんは、困った時にはまず先生を頼りにするようになります。家族の誰かが歯が痛いといえば、一緒に先生の所へ連れてきます。友人が歯医者さんを探していれば、まっさきに先生のところへ案内するでしょう。
『歯の専門家』 として、適切な治療とアドバイスを提供するのは当然ですが、患者の目線に立って、同じ方向を見ながら接してくれる先生やスタッフがいる医院に、人は集まります。そうして集まった患者さんは、すぐ隣に歯科医院ができても離れていきません。
患者さんを集めたいと思ったら、まず自ら患者さんになってみるのがいいかもしれませんね。

