電話帳や区市町村広報でのPRが、患者様の来院につながる
2015.03.04
開業医の上手なPRの仕方
特別な治療をしているのならともかく、一般の開業医は、狭いエリア内の患者様を相手にするものです。そのため医院のPRも、地元・地域を中心としたものになります。
なによりもオススメなのは、NTTの職業別電話帳「タウンページ」への掲載です。しかし単に本文欄に医院名と住所、電話番号を記載するだけでは、なかなか注目してもらえません。多くの人は、「タウンページ」に医院の広告が掲載されていることを知っています。これは電話帳を持っていない人でも、です。ここに、わかりやすく医院の情報を掲載しているかどうかが、患者様に選ばれるためには必要なことです。
なによりもオススメなのは、NTTの職業別電話帳「タウンページ」への掲載です。しかし単に本文欄に医院名と住所、電話番号を記載するだけでは、なかなか注目してもらえません。多くの人は、「タウンページ」に医院の広告が掲載されていることを知っています。これは電話帳を持っていない人でも、です。ここに、わかりやすく医院の情報を掲載しているかどうかが、患者様に選ばれるためには必要なことです。
患者様は、病気になったら医院に行こうと思い、「タウンページ」を開きます。目的を持って開くのです。その際に、その医院に行くために必要な情報がわかりやすく、丁寧に掲載されているかどうかで患者様の行動がかなり異なってきます。
当然ですが、広告には医院の名称や診療科目、電話番号は掲載します。しかし、それだけではいけません。医師名や、その医師が学会認定の専門医の資格を持っているかについても掲載します。
そしてなによりも大切なのは、医院の場所を示すわかりやすい地図と、診療時間を示す表です。地図は都市部ならば最寄り駅から、地方ならば大きな道路からどうやってアクセスするかを示します。表については、医院によっては単純に診療時間と休診日を示しているだけのところもありますが、それだけではわかりにくいです。表形式にして、週7日間どの曜日のどの時間に診療しているかを、ていねいに示すことが大事です。
やってはいけないのは、「くわしくはホームページで」とすることです。ホームページがある医院でも、その医院にアクセスできるための必要十分な情報は「タウンページ」に掲載します。
また、区市町村の広報によっては、広告を受けつけているところがあります。ここには、頻繁に広告を掲載しましょう。もちろん、ごく最小限の広告でかまいません。区市町村広報は、よく読まれています。そこに継続的に広告を掲載することで、覚えてもらいます。
当然ですが、そのようにして来院された患者様にいい治療を提供し、また具合が悪くなったら来院していただくようにするということは、もっとも大切なことです。
執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部