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身につけて初めて実感できるApple Watchの卓抜した機能とは!?

2020.09.30

Apple Watch シリーズ5で自然なワークアウトを

iPhoneと同じように毎年、新製品が発表されているApple製品があります。それが「Apple Watch」です。2019年にシリーズ5が登場し、好評を博しています。そして、先日、Apple社が毎年開催している世界開発者会議(World Wide Developer Conference )で、Apple Watchの新OSである「WatchOS 7」の概要が発表されました。
今回は、新しいApple Watchの隠された魅力についてご紹介しましょう。

スタンド機能と三色のサークル

Apple社のCMでさえ、あまりフォーカスされていませんが、Apple Watchを手首にはめて最初に実感できる機能はスタンドです。
Apple社の研究によれば、人間は長い時間座った状態が続くと「2型糖尿病」になりやすいと言われ、さらに1時間以上座り続けると寿命が22分縮まるとの研究結果が出たとのことです。
しかし、Apple Watchを装着したあなたならば、座った状態が50分ほど継続したタイミングで「スタンドしましょう」とApple Watchシリーズ5が振動でお知らせしてくれます。
その後、スタンド状態で薬局まで歩いたりすると、その時間が「スタンド時間」としてカウントされ、1日の内どれくらいあなたがスタンド時間を取ったかがApple WatchとiPhoneに記録されます。
なお、ただ立っているだけでは「スタンド」にならないので腕を動かしてストレッチをしたり、水を飲みにいったりするなど、Apple Watchが振動した際には、軽く身体を動かすようにしてみましょう。
これが三色のサークルのうちの一つです。
他の二色はムーブとエクササイズ。ムーブはガーデニングなどで消費したカロリーを測定してくれます。エクササイズは徒歩や自転車に乗った時間などが計測されます。万歩計のようなものと考えると良いかもしれません。
Apple WatchにはGPS機能がついているので、振動や移動速度などで徒歩やランニング、自転車などの違いをオートで感知してくれます。当然、自転車の方が徒歩より速いので、自宅から最寄駅まで移動にかかった時間は短くなります。これらのデータを計算してApple Watchが自動で記録してくれるのです。
つまり、あなたは腕にApple Watchを付けるだけで、1日の運動量を知り、寿命を伸ばすことができるのです。

2020年の新機能は手洗いカウントとダンスアクティビティ

先日の世界開発者会議で概要が発表されたApple Watchの新OSである「WatchOS 7」にはCOVID-19のパンデミックを受けて、手を洗う時にApple Watchを装着していると文字盤にぶくぶくと泡の映像と共にカウントダウンが始まる機能が実装されました。
意識していないと毎回手洗いに20秒の時間をかけている人は医療関係者でも少ないかもしれません。それでもApple Watchなら安心。新しい手洗い機能がその手助けをしてくれます。さらにApple Watch本体には防水機能も備わっているので、水に浸しても「水深50メートル」までなら耐えられます。
さらに手の動きを感知するシステムが進化し、アクティビティにダンスも記録できるようになりました。腕の上げ下げや回転などをするとApple Watchがダンスをしていると判断して、ダンス時間を記録し、統計を出してくれるのです。

万が一の時も安心!自動で緊急連絡をしてくれる「転倒検知」機能

すでに実装されている機能に「転倒検知」という仕組みがApple Watchにはあります。これはジョギングなどの運動中に転倒した場合、1分間何も応答がないと自動で救急車を呼んでくれるというシステムで、実際にApple Watchに命を救われたという事例も存在します。
1分間応答がないというのはApple Watchが転倒したと検知してから、その人物が微動だにしなかった場合です。なんともなければ、転倒しても自力で起き上がりますから、Apple Watchがあなたの心拍数や動きを感知するので、無事なのに救急車を要請することはありません。

自分にピッタリのApple Watchを身に着けよう

正直なところApple Watchは実際に手首にはめてみないとその効果を実感できません。そのため、直営のApple storeでも2019年は、自分のApple Watch持参でのセッション参加が前提となっていました。その理由はApple WatchがiPhone以上にパーソナルな製品で、毎日の心拍数や運動量など個人的なデータを元に記録していくツールだからです。
ただの時計ではなく、健康管理のための医療器具に近い働きをしてくれるのです。小学校の予防注射で一人一人に別の注射針を使用するのと同じ。Apple Watchが予防医療の一環として患者さんに配布される日も近いかもしれません。よって、Apple Watchも一人一人に適した本体サイズ、材質、ベルトを取捨選択する必要があるのです。
さらにApple Watchは簡単なメールの確認や通話もすることができ、iPhoneを常に持ち歩かなくてもいいほどの優れた機能を備えています。
一般的な時計に比べて、やや本体サイズが大きいですが、男女の区別はありませんので、ジョギングが習慣化していて軽いApple Watchがお好みの方は本体サイズが40mmの製品を選択するといいでしょう。また、本体の材質は四種類でアルミニウム、ステンレス、セラミック、チタンがラインナップされ、その中では「アルミニウム」が最も軽い設計になっています。一方で高級感を出したい方は「ステンレス」や「セラミック」の本体をチョイスすると満足できるでしょう。
なお、自分で判断することが難しい場合は、直営のApple store(愛知、福岡、神奈川、京都、大阪、東京)で「ショッピングセッション」が開催されているため、予約してみることをお勧めします。Apple storeのスペシャリストが、あなたに最も適したApple Watchを選んでくれることでしょう。

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部
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