四万十川でカヌーを楽しみ、高知のグルメを味わう
2015.04.24
初夏に行きたい自然スポットVol.1
日本にも自然を楽しむスポットはたくさんありますよね。たとえば日本の代表的な清流、四万十川。渓流釣りのスポットとしても有名ですが、オススメはカヌーです。カヌーといえば、ユーコン川やマッケンジー川など、荒々しくワイルドな川を想像する方もいらっしゃるでしょう。しかし、そういった世界の川とは違い、四万十川はなだらかで繊細。現実世界とちょっと離れて、ほっと一息するには絶好のスポットなのです。
さらに、環境省選定の「名水百選」にも選ばれるほど水質がよく、水量も豊富な四万十川。カヌーから見る情景の中でも、特に印象的なのは「沈下橋」です。川とともに生きる流域の人たちの知恵から生まれた橋は、まさに生活文化的遺産といえます。この「沈下橋」が、より一層、四万十川の魅力を引き立てているのです。
流域に残る風土、歴史、文化が融け合った日本の原風景ともいえる景色。そして繊細な自然をしみじみ味わいつつ、ゆったりのんびりカヌーを漕ぎながら、四万十川の川面と戯れてみてはいかがでしょう。
そして四万十川を堪能したら、高知グルメを味わいましょう。皿鉢料理やカツオなど、全国的に知られる高知の名品。たとえば高知駅近くの名店「座屋(いざりや)」は、土佐ならではの食文化を守りつつ、独自の創作を施した和食料理を堪能できます。なかでも押さえておきたいのが“カツオの塩たたき”。皮の焦げ目はパリッと香ばしく、身はプリッと引き締まり、濃厚で風味も豊か。にんにくやネギといった薬味との相性も抜群です。
あわせて楽しみたいのが高知の地酒です。味と香りのバランスが良く、果実のような香りと、伸びやかで透明感のある味わいが特徴の「しらぎく」。フルーティな香りと、ふくらみのあるやさしい味わいが特徴の「美丈夫」などなど。料理を引き立てる名酒がそろっていますよ。
■バックナンバー記事
【初夏に行きたい自然スポットVol.2】屋久島でトレッキング。地元の海の幸を食べ尽くす
【初夏に行きたい自然スポットVol.1】四万十川でカヌーを楽しみ、高知のグルメを味わう
執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部