レジャー

北陸新幹線開通で話題の金沢で、長い歴史を誇る名店を紹介

金沢

2015.04.17

金沢の老舗で日本の美と味を堪能

2015年3月14日に待望の北陸新幹線が開業。春休み直前ということもあり、テレビでも大きく取り上げられましたね。そしてグルメ番組や旅行番組では、軒並み金沢の特集が組まれました。これまで決して交通の利便性に優れていたとは言えない金沢。しかし“小京都”などといわれ、女性には高い人気を誇っていました。兼六園や金沢21世紀美術館、近江町市場、ひがし茶屋街など、名所も数多く点在しています。

そんな金沢で、今回は編集部オススメのグルメスポットをご紹介しましょう。
まずは有名なグルメガイド「ミシュラン」でも紹介された、料亭「壽屋」です。

近江町市場のほど近く、尾張町にある料亭「壽屋」。まず圧倒されるのは、その佇まい。一世紀半もの歳月を金沢の町とともに生き、この街の「粋」を宿した町屋空間となっています。そして店内に流れる時間は、極めて金沢的。そんな空間で味わう料理も多彩です。職人が知恵と工夫を凝らした精進料理や、目と鼻の先の近江町市場から仕入れる新鮮な加賀野菜や魚介を使った極上の日本料理などを、九谷焼や輪島塗の美しい食器でいただきます。

もう一軒紹介したいのが、慶応3年(1867年)創業の老舗料亭旅館「浅田屋」です。

和室5部屋のこじんまりとした佇まいながら、藩政時代から続く金沢のおもてなしの歴史が、重厚な風格を漂わせます。美しい器に盛られた海の幸や里の幸、四季折々の素材がふんだんに盛り込まれた加賀料理に舌鼓を打つもよし、風趣に富む坪庭を眺め、お部屋でゆっくり金沢の情感を満喫するもよし。金沢情緒息づく「浅田屋」で、目にも舌にもうれしい安らぎのひとときを過ごしてみるのもいいかもしれません。

北陸新幹線開通で、これからますます盛り上がりをみせるであろう、金沢。この機会に足を運んでみてはいかかでしょうか。

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部
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