歯科医院のスタッフが着用するユニフォームには役割があるのです!
2015.05.06
ユニフォームとやる気の関係
帽子は日差しから頭を守り、ストッキングはソックスと合わせて二重で足をカバーします。スライディングパンツというものもありますが、これはスライディングした時の痛みを軽減するためのものです。これらはプレーをする上で必要な機能としての役割です。
では、その役割を果たせば何でもいいかといえば、もちろんそうではありません。ルール上、ユニフォームをチームで統一しなければ公式試合はできませんし、スパイクの代わりにスニーカーで、というわけにもいきません。そして、どうせ着るなら『カッコいい』ほうがいいですよね。
阪神ファンの方なら縦縞のユニフォームに憧れるでしょうし、『赤』というチームカラーに惹かれる方もいるでしょう。実際、高校や大学へ進学する際に、そのチームのユニフォームに憧れて学校を選ぶという選手も珍しくはありません。
憧れのユニフォームに袖を通した瞬間は、感動すら覚えます。逆にユニフォームがあまりパッとしないと感じれば、モチベーションはあがりません。スポーツにおいてそれは致命傷といえるでしょう。そうです、ユニフォームには機能としての役割のほかに、『やる気スイッチ』の役割もあるのです。
歯科医院のスタッフが着用するユニフォームに応用できることは何でしょうか。カラーについては医院の看板やイメージと合わせることにより、職場に一体感を持たせることができます。それは患者さんの目線から見ても大切なことです。当然ながら、清潔感も併せ持つことが必要です。これは医院にとって『機能的な役割』といえるでしょう。
スタッフの意見も取り入れながら、夏場には薄手のもの、肌寒い時にはカーディガンを用意するなど、『快適さ』に対する配慮はうれしいものです。デザインも、ぜひスタッフの意見を取り入れてみてください。袖を通した瞬間に気持ちよく『仕事モード』に切り替えられるということは、やはり大切なことです。
私服で勤務している私の知人は、仕事はやはりユニフォームの方がいい、と言います。『ユニフォームを脱いだ瞬間に、ああ、今日も1日頑張ったと充実感を味わえる』という理由だそうです。気持ちの切り替えに大きな役割を果たす、ということでしょう。
もう一度、ユニフォームを見直してみてはいかがでしょう。院長の『やる気スイッチ』もONになるかもしれませんよ。