発売1週間で半年待ちの大ヒットモデルに!
2015.12.25
最新ハイブリッド、4代目プリウス
日本はもちろん、世界のハイブリッド車の先頭を走る、トヨタ・プリウス。その4代目が12月9日に日本デビューを果たすと、いきなりの大ヒットモデルとなっています。
新しい「プリウス」が発表されたのは、今年の9月。アメリカ・ラスベガスでお披露目されました。その後、10月末に東京ビッグサイトで行われた東京モーターショーで国内デビューを果たすと、評判はどんどん高まり、デビューの時が今や遅しと待たれていました。
そして12月9日に満を持してリリースされると、次々にオーダーが入り、グレードによっては納車時期が来年6月になるほどの人気ぶりです。
人気の秘密は、やはり燃費の高さにあるようです。今回のプリウスのカタログ燃費は40.8km/ℓ。これは3代目はもちろん、プリウスの弟分として人気の『アクア』の37km/ℓをも大きく上回るものです。
この省エネ性能に加えて、運動能力も高められたことも人気に拍車を駆けています。特に3代目の短所と言われたステアリング・フィール、ブレーキ・フィール、乗り心地が改善。ついにハイブリッド車が、運転して楽しいクルマへ進化を果たしたのです。
またセダンボディをまとうプリウスの大きなウィークポイントであった後部座席の乗り心地も改善されました。低燃費を謳うハイブリッド車は、車両重量も可能な限り軽くしたいものです。そのため3代目ではシートの厚さやホールド感が犠牲になっているという印象がありました。しかしこの4代目ではセダンとしての機能を十分に果たすレベルにインテリアが仕上がったと言えます。
奥様のセカンドカーに使われることも多い、プリウス。アグレッシブなデザインが、魅せるように走りも楽しく、そして乗り心地も快適となったことで、その高い人気はまだまだ続きそうです。
執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部