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1鉢1億円越え!?日本の四季を知らせる高級盆栽の世界とは?

高級盆栽

2015.05.29

歯科医院のインテリアにもオススメ Vol.1

みなさんは、医院のインテリアになにか飾っていますか? 一般的なところでは、絵画や写真といったところでしょうか。また訪れる患者様に癒しを感じてもらえるよう、観葉植物などを飾っている医院もあることでしょう。今回はそんな医院のインテリアにもオススメの「盆栽」をご紹介します。

「盆栽」というと、“年配の方のリタイア後の趣味”と考えている人が多いかもしれません。確かに一昔前は、そう言われても仕方のない状況でした。しかし昨今は様相ががらりと変わっています。エコやロハスといった自然回帰がブームとなって以来、若者や女性の間にも愛好家が増えてきているのです。また海外からの注目も高まっています。いまや「BONSAI(盆栽)」は、「JUDO(柔道)」に次ぐ、ポピュラーな日本文化と言えるほどなんです。

実際、埼玉県さいたま市の北部に、盆栽を手がける職人が多く住むエリアがあります。住所はなんと「さいたま市盆栽町」。それら職人のもとには海外からの弟子入り希望者も多く集まり、日本有数の盆栽の町として、世界的に知られています。

国内からも、海外からも注目を集める盆栽。その種類は様々です。初心者に向けた数万円のものから、中には1鉢で1億円を超える高価なものまでがそろいます。例えば江戸末期に創業し、現在は盆栽町の中心的な存在として知られる「清香園」。こちらがインターネットショップに用意しているケヤキは、樹高、樹幅ともに約30センチというサイズで、50万円ほど。他にも黒松やヒノキ、真柏など様々なものが用意されていますから、リーズナブルなものからスタートしてみるのもいいでしょう。

そして1億円オーバーの盆栽ともなると、その価値は国宝級。評価額1億3800万円と言われる「日暮らし」は、樹齢400年以上を誇り、現在は埼玉の大宮盆栽美術館に展示されています。

さすがにそれほどの盆栽を入手するのは難しいですが、普通の観葉植物では物足りない、と思っている方には盆栽はオススメ。お手入れする道具なども気軽に入手できるので、趣味と実益をかねた盆栽を初めみてはいかがでしょう。

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部
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