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Apple Watchだけじゃない!世界の名だたるメーカーも参戦中!!

2015.05.15

未来の時計、スマートウォッチに注目

昨年、その発売が発表されて以来、ガジェット愛好家の注目を集めてきた「Apple Watch」。今年4月の発売時には、「iPhone」の新機種発売時ほどではないにしろ、全国のアップルストアに愛好家が並び、テレビや新聞などメディアをにぎわせました。

時間を知らせるものである時計に、さまざまな付加価値を施したスマートウォッチ。スマートフォンやパソコンと連動させることで、健康管理に役立たせるなどウェアラブルハードウェアの最先端。それを「iPhone」で、携帯電話の概念を変えてみせたAppleがつくったのだから、注目されて当たり前ということでしょう。

すでに発売されてから1ヶ月以上が経過しましたが、やはり評判は上々。6万円台のリーズナブルなものから、18Kイエローゴールドケースを奢った218万円の特別モデルまで、品ぞろえが豊富であることも、その人気の秘密といえるでしょう。

Apple Watchだけじゃない!世界の名だたるメーカーも参戦中!!

とはいえ、なぜ218万円もの高価格モデルがラインナップされたのでしょうか? それは時計が嗜好品としての性格を持っているからだと言えます。

毎年春にスイスで行われるバーゼルワールド。ロレックスやタグ・ホイヤー、ブルガリ、ジラール・ベルゴなど世界中から約2100社の一流メーカーが顔を揃える、世界最大級の時計と宝飾品の見本市です。ここで今年注目されたもののひとつもスマートフォンでした。

たとえばタグ・ホイヤーはグーグルおよびインテルと提携し、両社の技術を搭載したスイス製スマートウォッチを開発すると発表しました。これはスイスの時計メーカーと、アメリカ・シリコンバレーが手を組み、それぞれが持てる技術を盛り込んだ高級時計をつくり上げようというものです。

またブルガリは、新作の機械式時計「ディアゴノ マグネシウム」にチップを埋め込んだインテリジェンスウォッチを発表しました。これはスマートフォンのアプリと連動し、ID やパスワードの電子情報を管理するもので、将来的には自動車や家のカギとして使用できるようにする構想があるのだとか。

スマートフォンではなく、機械式時計に最先端のデジタルを組み合わせるというところに、長く高級腕時計メーカーとして歴史を刻んできたブルガリのプライドを感じますね。こちらも商品化は未定とのことですが、時計の新たな方向性を示すものとなるでしょう。

「Apple Watch」の登場は、このように高級腕時計の世界にも変化をもたらしはじめています。これからどんな腕時計が登場してくるか…時計好きじゃなくても気になるところですよね。

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部
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