まもなく秋の行楽シーズン、国内旅行オススメの楽しみ方
2014.08.22
今話題の高級寝台列車に注目
そんな秋の行楽シーズンのオススメの過ごし方を今回はご提案したいと思います。
いくら連休が多いとはいえ、海外でのんびりするほどの時間はありませんから、国内を楽しみましょう。紅葉狩りや旬の美味しいものを味わうのに、秋はぴったりのシーズン。とはいえクルマで移動しようと思って渋滞に捕まったりすると、げんなりしてしまいます。
だから今回オススメするのは、電車の旅。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、最近は高級寝台列車での旅が人気を集めています。
今年、特に注目を集めているのが、JR九州が運行するクルーズトレイン「ななつ星in九州」です。注目されているポイントは、なんといっても車内の豪華さにあります。
客室はわずかに14室。そのすべてがスイートルームです。
さらにバーカウンターやピアノのライブ演奏が楽しめるラウンジカーがあったり、1両を2部屋にしたゆったりスペースが魅力の「デラックス・スイート」があったりと、まさに高級ホテルのようなつくりとなっているのです。
また旅の間に供される料理も絶品。ダイニングカー「木星」では、地元九州の旬の素材を使った逸品が食事時間のたびにテーブルに並びます。
そんな快適な空間で、博多を起点に、湯布院、宮崎、鹿児島、阿蘇など九州の名所をぐるりと回る「ななつ星in九州」。1泊2日と3泊4日のコースがあるので、お休みの都合に合わせて選べるのもうれしいですね。
もちろん高級寝台列車は九州だけではありません。
上野—札幌間で運行する「カシオペア」、大阪—札幌を結ぶ「トワイライトエクスプレス」など、現在では20種ほどの寝台列車が運行しています。
そしてJR九州の「ななつ星in九州」の成功を見て、JR東日本とJR西日本が、それぞれ平成29年に新たな高級寝台特急を導入することを発表しました。
こちらも、いざ運行がはじまれば、人気が出ることは必至。それらがデビューする前のいまのうちに高級寝台列車を経験しておいてはいかがでしょうか。