2018年6月24日(日)、大阪にあるインベストメントパートナーズの本社にて、現役歯科医師による歯科医師のための経営セミナーが行われました。
今回はその模様をレポートいたします。

講師をしていただいたのは、現在福岡県内の医療法人幸縁会の理事長である濱口真臣先生。
歯科医院が飽和状態の某離島にあり、倒産寸前だった歯科医院を2年という短期間で完全復活させたものの、不運にも医院の継承権を放棄する事態になった後、再び、激戦区で培ったノウハウを駆使し、別の地域で満を持して開業。
1年目6000万円というスタートから、開業2年半後には分院を開設し、開業3年目にして売り上げ1億5000万円を達成させた実績をお持ちです。

机上の空論ではない、歯科医院経営者自ら実践

当日は、2名の開業医と4名の勤務医の歯科医師の方にご参加いただき、4時間という長丁場にもかかわらず、冗談交じりでお話いただいた濱口先生を筆頭に、ただ聞くだけではない参加型の活発な議論が繰り広げられていました。
通常のセミナーは弊社コンサルタントが講師を務めますが、今回のセミナーの醍醐味はやはり、現役の歯科医院経営者から、机上の空論ではない、医院経営の現場で自ら実践し成果が出たノウハウのうち再現性のあるもの（誰がやっても同じように出来るもの）を学べるという点でしょう。

そんなセミナーは濱口先生のユーモアあふれる自己紹介（医院を復活させたエピソードトーク）から始まりました。

「なぜたった1年半でつぶれかけの歯科医院を売り上げ1億5000万円、医療法人化することができたのか」というセンセーショナルなテーマで行われた今回のセミナー

ＶＣＰの法則

 

これはまず知ってもらって、会話して、信頼してもらったら物は売れるという段取りを意味するとても有名な法則ですが、いきなりＰを求めてしまう人がいるのも事実。
例えば、いきなりインプラントやセラミックなどの自費商品を勧めたこともしくは勧めるスタッフに心当たりはありませんか？

Ｖ→Ｃ→Ｐ

ステップを踏まずに高額商品を売ろうとすると…例えば、セラミックって何が良いの？という人にセラミックを勧められてもまず断られますよね。
ここでの濱口メソッドは「映像を流すことで視覚的に認知してもらうこと」と「プラスコンセプトを決める」たったそれだけ。
なんだか簡単そうですよね！　でもこの少しの手間を惜しまないことで、物は簡単に売れるようになると言います。

このような、一見すると小難しい理論も、面白おかしく例え話を交えて説明されると、会場のあちらこちらから「あー」「なるほど」といった声や、笑いが起こり、当初長いのではと思われていた4時間という時間はあっという間に過ぎていきました。

 
今回のセミナーを通じて、参加いただいた先生方が、セミナー後も繋がり、互いの目標や、売り上げＵＰを応援しあえる状態をつくっていただけることを私達インベストメントパートナーズは応援しています。
今後も、定期的に開催していく予定ですので、今回は都合が合わずに行けなかったという方などは、次の機会に是非ご参加いただければと思います。当日かけがえのないご縁が生まれるかもしれませんよ！

濱口真臣先生コメント

先生方のモチベーションを上げるために我々が出来ることは何かございますか？

今回のセミナーでは大きな変化が見られました。
開始前、やや暗い顔をされていた先生も、4時間後には前向きな明るい姿へと変わったのです。
歯科経営は楽しいです。しかしそこで悩んでおられる先生方がいるのも確かです。
正しく、効果的な経営ノウハウを実践して、本来の患者さんだけに向き合う医療環境をつくるためのお手伝い。その1歩がこのセミナーの魅力です。

【参加者の喜びの声！】

節税対策を学びたく参加させていただきました。
満足出来る知識を得られたことはもちろん、スタッフのタイプ別の接し方が参考になりました。
——（開業医・S様）

訪問治療のノウハウや代診雇用について、多くのことを学べました。
4時間があっという間でした、ありがとうございました。
——（開業医・N様）

資産形成、節税対策、医療法人化について主に知りたかったのですが、分かりやすい説明でとても満足しています。
参加して良かったです。
——（勤務医・I様）

濱口真臣先生の経営理念を、経験をもとに非常にわかりやすく説いていただきました。
ぜひとも参考にさせていただきたいと思います。
——（勤務医・M様）