人の手を通して作られた一生ものの傘
2016.06.17
皇室御用達の傘でおしゃれもワンランクアップ
東京・台東区にショールームのある前原光榮商店は、皇室御用達の傘の店。ほとんどが人の手を通して作られています。生地は織機に手作業でセットし、丹念に織られていきます。骨組みも角材をステッキのような形状に少しずつ削り、熱を加えて徐々にまっすぐにしたものに骨を組みます。そして織り上がった生地と組み終えた骨は、熟練の職人が裁断・縫製をして骨組みに張っていくのです。最後に持ち手のハンドルに天然の染料を何度も塗り、つやを出して完成です。
ハンドルにはさまざまな種類があり、自分好みのものを選んでつけてもらうことができます。また、名入れの依頼も可能です。
ちなみに男性用の傘は、骨組みが16本、12本、8本のものがあります。人気の16本骨の傘は、開いた時に円系により近く、広げた時の面積も8本骨より大きく、より雨をしのぐことができます。また閉じた時にも8本骨の傘よりコンパクトに感じられるようになっているとのことです。女性用も人気は16本骨で、男性用に比べ、カラー・織り・パターンが多く、カラフルな生地と相まって女性らしさを演出してくれます。
また、前原光榮商店の傘は、時代に左右されないデザインというのも大きなポイント。クラシカルなものからちょっと遊び心のあるものまで、いつ見てもオシャレで、長く使いたいと思わせる品物です。修理にも応じてくれるので、まさに長い間、自分だけの1本として使うことのできる傘です。
なお、前原光榮商店では日傘や晴雨兼用傘も扱っているので、梅雨が明けたらこちらも使ってみたくなること間違いなしでしょう。取り扱っている商品は限定されますが、オンラインショップもありますので、遠方の方はこちらを利用すると便利です。
大人だからこそのこだわりの傘、是非手に入れてみて下さい。
■ 前原光榮商店
http://maehara.co.jp/index.html