巷でウワサの高音質サウンド“ハイレゾ”が気軽に手軽に楽しめる!
2015.06.26
お手持ちのCDを“ハイレゾ”音源で!
正式には「ハイレゾリューション(高解像度)」のことで、最近では音楽についてのニュース記事などで、よく耳にするかと思います。
そこで使われる「ハイレゾ音源」とは、アーティストがスタジオで録音したマスターが持っている情報量により近い、高解像度の音源(データ)のことを指します。
そもそもレコード会社からリリースされるCDは、録音されたすべての情報が収録されているわけではありません。
つまりアーティストが本来目指した音を、CDでは再現できてはいないのです。これをアーティストが意図したサウンドにより近いものにしようというのが「ハイレゾ音源」です。
一般的にはCDよりも情報量が多いので、きめ細やかな音となり、CDでは再生できない空気感と臨場感を表現することができます。
この「ハイレゾ音源」。先ほどから書いているように、CD以上の情報量があるためCDには収録できません。そのため、ほとんどは音楽配信サイトなどから、インターネットで購入することになります。
すでに専門の配信サイトが登場しており、J-POPはもちろん、ロック、ジャズ、クラシックなどさまざまなジャンルの音楽が、「ハイレゾ音源」で楽しめるようになってきています。
とはいえ、そうなるといままで買い集めてきたCDの音に不満を覚えてしまうかもしれませんよね? さらにいえば、すでにCDで持っているのに、同じ曲を改めて購入し直すということになります。
そんなこと、よほど好きなアーティストでもない限り、なかなか踏み切れるものではありません。
そこで朗報です。ソニーやパナソニックから、従来のCDを「ハイレゾ音源」に近い音質で楽しめるコンポが登場しています。
例えばソニーのコンポ「CMT-SX7」。独自開発のフルデジタルアンプS-Master HXを搭載することで、より広帯域でノイズやゆがみを低減。ハイレゾ音源の微細な音やニュアンスを再現することに成功しています。
パナソニックの「SC-PMX100」には、やはり雑音やゆがみを抑えクリアなサウンドを再現するLincsD-AmpⅢを搭載。ハイレゾ音源の超高音域再生が可能なスピーカーと合わせることで、豊かな音を再現します。
いずれももちろんインターネットで購入した「ハイレゾ音源」を再生することも可能。最新の音は最高音質で、昔から持っているCDも、より高音質で楽しめる。
そんなお得なコンポを医院の待合室に用意すれば、患者さんの待ち時間もさらに豊かなものになるのではないでしょうか。