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歯科医院にとっては「待ち時間がない」ことが重要です

歯科医院 病院の待ち時間をつくらない

2016.03.16

病院の待ち時間をつくらないための工夫

医院の人気には、もちろんさまざまな理由があります。診療技術の確かさであったり、衛生士の充実ぶりであったり…。「待ち時間がない」ことも大きな理由のひとつといえるでしょう。

人の心理は不思議なもので、例えば人気のラーメン店で常に長蛇の列ができている店があるとします。この場合、「行列ができていること」自体が、その店のステータスを上げています。しかし歯科医院の場合、「行列ができている=待たされる」となり、ステータス向上には繋がりません。それよりも、いかに「待たずに治療が受けられるか」を、患者さんは望んでいます。

では、そんな患者さんの望みを叶えるためには、どんな工夫をすればよいでしょうか? 

すぐに思い浮かぶのは、「予約制の徹底」です。30分単位で時間を区切り、その中で対応できる人数を決め、それ以上は予約を受け付けないように徹底します。これによって、仮に待ち時間が発生したとしても最大で30分程度となりますよね。30分と聞くと、長いと思うかもしれません。しかし人は「いつ呼ばれるのかわからない状況」のときに、より長さを感じるようです。ですので、あらかじめ「ウチは30分単位で区切っています」とすることで、“待つとしても30分以内”と認識することができるのです。これは気持ちのうえでも大きな違いとなります。

また予約の仕方についても工夫することが必要です。例えば予約開始時間はどう設定すればよいでしょうか?

ひとつの例ですが、予約開始時間を開院時間の後に設定することはオススメです。例えば開院時間から最初の30分間は窓口に並ぶ方を優先します。そして30分経過後から電話やインターネットでの予約を開始するのです。

こうすることで急患の場合は開院時間(場合によっては開院時間前から)に窓口に並び受付をすることで、早く診療を受けることができます。ただし、病院についてから待ってもらうこともあるでしょう。

一方、急いで診察してもらうよりも自分の都合のよい時間に見てもらいたい患者さんには、インターネットや電話で予約を入れてもらうのです。

こうすることで患者さんの要望にある程度応じながら、来院患者数を分散することにもなり、結果的に予約を入れた患者さんが待つこともより少なくなります。
 
もちろん他にも予約方法はあるでしょう。地域(住宅街かビジネス街か)や患者さんの傾向(子供が多い、高齢者が多いなど)を踏まえて、ぜひ検討してみてください。

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部