MANAGEMENT

集患に必要なのは『訴求力の強さ』です

歯科医院のWEBマーケティング

2015.08.26

歯科医院のWEBマーケティングVol.1

「ホームページとランディングページのどちらを作った方がいいですか?」

これは筆者がよく受ける質問のひとつです。

ホームページ(以下HP)もランディングページ(以下LP)も、ビジネスに使う以上は集客が目的であることには違いありません。ですが、アプローチの仕方が違います。HPは、いわば自己紹介のようなものです。歯科医院を含めた店舗型ビジネスで使うなら、以下のような情報が掲載されているのが一般的です。

・屋号・所在地などの基本情報
・サービスメニュー
・スタッフの紹介
・お客様の声
・店内ギャラリー

これに対して、検索エンジンやネット広告などからリンクした先で表示されるウェブサイトのことをLPといいます。ある特定のサービスやメニューなど、数あるコンテンツの中のひとつが紹介されていることが多く、より収益や集客に結び付ける役割が強い、という性質があります。歯科医院では、インプラントや無痛治療、ノンメタル治療などを打ち出したページが見られます。

当然、LPの方が集患につながるのですが、歯科医院のように信用・信頼の重要度が高い業種においては、HP…つまり公式サイトを持つことも必要です。せっかく口コミで医院の存在を知っても、検索してみたらHPが見当たらないと 「大丈夫かな?」 となりますからね。

しかし逆にいえば、持ってさえいればいい、という程度のものです。力を入れるべきは、あくまでLPです。ではその根拠について解説していきましょう。

患者さんが歯科医院を探すときは必要に迫られている時ですが、飲食店を選ぶのとは違って気軽には決められません。ですから、「ここなら安心して任せられる」と思わせる 『決め手』 となる材料が必要になってきます。

さて、ここからは実際に歯医者さんを探す方の気持ちになって考えてみてください。たとえば、ある歯科医院のHPにたどり着いたとします。そこには医院に関するたくさんの情報がつまっています。なにしろ情報が多いですから、その医院に問い合せしようと決めるまでに時間がかかります。そしてあれこれ見てから、こう思うのです。

「なるほどね。よし、他のところも見てみよう」

大枚はたいて作成したHPも、これでは意味がありません。

それに比べて、LPは訴求力があります。私などは治療の痛みが大の苦手ですから、『歯科・飯田橋(地域)・痛くない』といったようなキーワードをならべて検索します。すると、『痛くない歯科治療』というサイトが出てきます。いざ入ってみると、「自分は歯の痛みを感じやすいと思っていませんか?」というコピーに続いて 『痛くない治療』 の文字、そして無料メール相談の案内が目に入ります。さらにスクロールしていくと、無痛麻酔について➡無痛治療の流れ➡料金一覧と続きます。結局、『痛くない治療』と、『無料メール相談』が選ぶ決め手となったのです。

訴求力が強いということは、言いかえればユーザーの利益が明確に伝わるということです。あまりに情報が多すぎると、自分自身で利益を見つけ出さなければいけません。ユーザーはそんな面倒なことはしたくないのです。むずかしく考えたくない。だからこそ訴求力の強いLPを持つところが強いのです。

これからWebによる集患に力を入れていこうとお考えなら、ぜひLPを試してみてください。

■バックナンバー記事
【歯科医院のWEBマーケティングVol.4】『よくある質問』は医院の可能性を広げるためのツールなのです
【歯科医院のWEBマーケティングVol.3】安心を証明するのが『お客様の声』の役割です
【歯科医院のWEBマーケティングVol.2】スマホページの『当たり前』とは?
【歯科医院のWEBマーケティングVol.1】集患に必要なのは『訴求力の強さ』です

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部