MANAGEMENT

多様化する現場のケース、 逆ピラミッド型組織の考え方で解決!

医院スタッフ

2014.08.20

連載:人材育成Vol.1-3

一般的に、上位から下位へと流れる指示命令型の組織が、通常の在り方と言われています。

ピラミッド型の組織論です。

しかし最近の傾向としては、逆ピラミッド型の組織論を有効と評価する向きも多いようです。逆ピラミッド型の組織とはどういったものかというと、現場優先の考え方を持つということです。

では、なぜ現場優先が良いのでしょう? 

理由は、現場で起きているケースの多様性にあります。
今までは、“こういう患者さんにはこう対応する”とか、“こういうケースの場合はこう対応して”などとマニュアルやルールを作成すれば、ある程度、現場スタッフで処理ができました。

ところが最近は、どちらかというとレアケースが多く、それに加えて患者さんも自らインターネットでさまざまな情報を調べたりします。それゆえ対峙する案件に多種多様が生じているのです。その際にいちいちマニュアルを作成し直していたのでは、間に合いません。

例えば、週1回のミーティングでは現場で起きたことを発表し合い、情報を共有します。そしてその対応策に関しても、現場から意見やアイデアを募ります。

現場の意見を尊重するのは、やはり現場ならではの空気感や切実さというものが、現場にいない上位の人間に推し量れないことが多いからです。

ただ決定に関しては、リーダーである院長が下します。アイデアは現場が出し、決定は院長が行うというのが良いでしょう。

また、こういった現場主導の会議を行ったり、組織の動かし方を行ったりすると、現場スタッフに自立心が生まれてきます。自ら考え始めますし、改善も自発的に行うようになってくるのです。

そうなれば、しめたもの。そのうえで自らの医院の在り方を照らし合わせる部分…つまり方針などの考え方は院長自らが決めるのです。

積極的に現場の意見を取り入れながらも、確固たる部分は譲らない。
そういうバランス感覚が必要になってくるでしょう。

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執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部