レジャー

SUVで、クーペやセダンとは違う楽しみ方を堪能

トヨタCH-R

2017.02.17

2017年は輸入車も国産車もSUVが熱い!

毎年1月に、アメリカ・デトロイトで行われる、「北米国際自動車ショー」。新しい年に開かれる最初のモーターショーということで、例年、各国の自動車メーカーが新車を投入してきます。そんなデトロイトショーで今年、注目を集めたのがSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)でした。

SUVと言えば、かつてはヘビーデューティーなイメージが強いクルマでした。しかし最近ではホンダのヴェゼルのような、タウンユースにも馴染む、ファッショナブルなSUVが数多くリリースされています。しかもそれは、日本のみならず、世界的な潮流となっているのです。

日本が誇る世界的な自動車メーカーのトヨタが、新たな世界戦略車として位置付けた「C-HR」も、カテゴリーはSUVです。低燃費が自慢のハイブリッド車とパワフルなガソリンターボ車が用意され、日本では発売1ヶ月で4万8000台を受注するヒットモデルとなっています。コンパクトなサイズと、クーペのような流麗なスタイリングが人気を集めた要因となっています。

近年、そのスタイリッシュなデザインから国内外で人気の高いマツダは、ミドルクラスSUVのCX-5をリニューアル。今年2月から販売をスタートさせました。今回は初めてのフルモデルチェンジということで、昨年から注目されていたCX-5。エクステリア、インテリアともにより上質感を求めた改良が施され、それに伴いパワーユニットも一新。「スカイアクティブ」と呼ぶクリーンなエンジンが人気でしたが、新たに2.5ℓのターボエンジンも用意され、省エネ性能とパワフルな走りの両立を目指しています。

輸入車メーカーでは、フォルクスワーゲンティグアンというモデルをフルモデルチェンジして、日本にも投入されました。このモデルも輸入車の中ではコンパクトなボディサイズで女性にも運転しやすいと、先代モデルから人気でした。今回のフルモデルチェンジでは、より精悍になったフロントマスクが印象的です。エンジンは1.4ℓのTSIを搭載。150馬力という必要十分なパワーを発生しながら、16.3km/ℓという低燃費を実現。SUVとしては立派な数値ではないでしょうか。

フランス車のプジョーが初めて作ったコンパクトSUV「2008」も注目のモデルです。日本では2014年から販売されていましたが、昨年秋にモデルチェンジが行われ、よりスタイリッシュなエクステリア・デザインが印象的なモデルとなりました。パワーユニットは1.2ℓのターボエンジンを搭載し、最高出力は110馬力。多少、物足りなさを感じるかもしれませんが、17.3km/ℓという優れた燃費性能を考えれば、うまくバランスされたエンジンだと言えます。

これらのモデルのほかにも、国内外の自動車メーカーからニューモデルのリリースが予定されているSUV。クーペやセダンとは違う、楽しみ方ができるSUVを試してみてはいかがでしょうか?

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部
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