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一尾500万円以上も!海外でも絶賛される錦鯉の魅力とは?

錦鯉

2015.06.05

歯科医院のインテリアにもオススメ Vol.2

先週は「高級盆栽」の魅力について取り上げました。今週はそれに続いて、海外で人気を博する日本の文化を紹介しましょう。盆栽に続くのは、「錦鯉」です。まずは簡単にその歴史を紐解いていきましょう。

錦鯉の養殖が始まったのは、19世紀初頭。新潟県の旧山古志村が、その舞台でした。そして1914年に東京で開催された博覧会をきっかけに、錦鯉の美しさが全国的に知られていくようになるのです。そして、いまではその人気は、海外からも注目を集めるほどです。

そもそも現在、日本の観賞用魚の輸出が増えています。2014年の輸出総額は、実に33.1億円。香港、オランダ、タイ、インドネシア、ドイツといったところが主な輸出先。東南アジアは、近年、急上昇傾向にあるようです。そんな中でも人気が高く、高額で取引されているのが、錦鯉。その価値は、色合いやサイズもさることながら、「色っぽさ」が重要なのだそうです。

錦鯉の色っぽさ…それは、泳ぎ方やひれの動きにあります。官能的な動きをする錦鯉だと、1匹2000万円以上の価格がつくこともあるのだとか。

「確かにきれいだけど、飼うのが大変そう。そもそも池が必要では?」

そう思われる方もいるでしょう。でも、心配は不要。90cmサイズ程度の水槽でも十分に飼育することはできます。同じ淡水魚でいえば、アロワナなどは水槽で飼育しますよね。サイズとしては、それと同程度ですから、例えば待合室の水槽でも問題なく飼育できるわけです。

●色彩豊かで美しい。同じ模様は世界に2匹といない!
●飼育が比較的容易。
●品種が多く、選ぶ楽しみもある。
●日本原産だから、日本の風土に合う。冬でもヒーターいらず。

こんなふうに、魅力がいっぱいの錦鯉。もちろん、敷地内に池をつくり、本格的に飼育するのもオススメです。錦鯉で、日本の伝統と魅力を改めて感じてみるのも、いいかもしれません。

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部
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