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“9”を飛ばして、“10”へ! 新しいWindowsがこの夏登場する?

ウィンドウズ10の実力は?

2015.05.22

「ウィンドウズ10」の実力は?

昨年秋に、近い将来のリリースが発表されたマイクロソフトの新OS「ウィンドウズ10」。今年1月には「ウィンドウズ7」以降の利用者に対し、発売後1年間の期間限定ではありますが、無料で提供されることが発表されました。最新のOSが無償で提供されることなど、もちろん初めてのこと。その背景には、アップルやグーグルから猛攻勢を受けるマイクロソフトの苦しい事情が見て取れます。

その「ウィンドウズ10」のリリース日ですが、依然としてはっきりとした日程は発表されていません。今年3月にマイクロソフトが明らかにしたのは「今夏」ということ。全世界190カ国、111の言語に対応するものだそうです。では「ウィンドウズ8」登場から3年ぶりとなる新しいOSには、どんな機能が収まっているのでしょうか。現在業界が注目しているのは、以下の4つのポイントです。

1:既存OS(ウィンドウズ7以降)からの無償アップグレード。さらに海賊版もサポート
2:PC以外のデバイスにも統一したOSを提供
3:モノのインターネット分野への積極的進出
4:音声アシスタントなど新技術の搭載や新Webブラウザーの採用

1)については前述の通り。海賊版にまでサポートを広げる背景には、大多数のユーザーが海賊版を使用していると言われる中国市場への配慮があるようです。2)について、これまでマイクロソフトはPCを「ウィンドウズ」、スマホを「ウィンドウズ・フォン」と異なるブランドのOSとしていました。これを統一するというもので、ユーザーインターフェイスや操作感なども統一されるということです。もちろん、アプリケーションも統一されます。

3)は、「ウィンドウズ10」が目指す新機軸。地球上のあらゆるモノを小型省電力のデバイスによってインターネットにつなげようとしている「IoT(Internet for Things:モノのインターネット)」にも進出するとのこと。そして4)では、音声認識機能を備えたパーソナルアシスタント機能やインターネットエクスプローラーに変わる新Webブラウザー「スパルタン」、顔や指紋認証によってデバイスにログオンする生体認証機能「ウィンドウズ・ハロー」などが用意されるようです。

その登場によって様々な変革を起こすことが予想される「ウィンドウズ10」。マイクロソフトにしてみれば、「ウィンドウズ8」が期待した広がりを見せていないところがあり、まさに満を持して投入する新OSなだけに、実力のほどが注目されます。

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部