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往年の名ブランド、テクニクスが復活

往年の名ブランド、テクニクスがヨーロッパで復活

2014.10.10

ハイエンドオーディオのススメ

去る9月5日〜10日までドイツ・ベルリンで開催されていた世界最大のコンシューマ・エレクトロニクスショー「IFA2014」において、オーディオ・ファンにとっては懐かしいブランド名が見られました。パナソニックのオーディオブランド「Technics(テクニクス)」の復活です。29日には日本でも市場展開が発表されました。

テクニクスは1965年に誕生した、日本有数の高級オーディオブランド。多くのファンがいましたが、2010年にリリースしたアナログディスクプレイヤー「SL-1200MK6」をもって、その幕を閉じていました。

しかし今回、2015年にブランド誕生50周年の節目を迎えるにあたり、ヨーロッパで復活を宣言。2つのモデルを、まずはヨーロッパを皮切りに、日本も含めグローバルに展開することが明らかとなりました。

その2つのモデルのうち編集部が注目したのは、テクニクスが「最高レベルの音楽の感動を届けるリファレンスシステム」と銘打った、パワーアンプ「SE-R1」とネットワーク再生対応プリアンプ「SU-R1」、ステレオスピーカー「SB-R1」の3機種がラインナップされる「R1シリーズ」です。

テクニクスでは、ブランド休止後もアンプやスピーカー、プレイヤー技術の継続と蓄積が続けられていました。そして昨今、“ハイレゾ”が盛り上がりを見せる中、再び音楽の感動を届けたい、という思いも高まり、今回のブランド復活となったそうです。

パワーアンプ「SE-R1」は、そんな新しいテクニクスのフラッグシップパワーアンプ。接続したスピーカーの特性に応じてアンプの周波数位相特性を補正する技術などが採用されています。

「SU-R1」は最近のネットワーク音楽の聴き方に対応。パソコンの音楽も高音質で再現してくれます。またCDの音楽信号をハイレゾにアップサンプリングできる、テクニクスの独自技術を搭載しています。

そして「SB-R1」は、点音源、リニアフェーズ思想をベースとしたリファレンススピーカー。再生周波数帯域が広く、フルオーケストラの大太鼓やパイプオルガンの最低音、ハイレゾ音源の高調波も再生できるといいます。

そんな復活したテクニクスのハイエンドオーディオシステム。ヨーロッパでは今年12月から、日本では2015年2月から発売される予定です。

気になる価格は、「R1シリーズ」の3点セットで、約4万ユーロ(約558万円)、日本ではステレオパワーアンプ「SE-R1」が158万円、ネットワークオーディオコントロールプレーヤー「SU-R1」が83万8,000円、スピーカー「SB-R1」が134万8,000円(1本)。いずれも受注生産となります。

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部