FINANCE

「自動運用」の方法は、大きく3つに分けられます!

自動運用

2016.09.19

「自動運用」の代表的な事例は? どんな違いがあるのか?

自動運用を行うといっても方法はいくつかあります。それらはラップ関連商品といわれますが、大別するとラップ口座(SMA)、ファンドラップ、ラップ型ファンドの3つに分けることができます。いずれも自動的に運用を行ってくれる点は同じですが、いったい何が違うのでしょうか?

まず、ラップ口座について説明します。ラップ口座とはSMAとも呼ばれるものであり、主に富裕層向けの自動運用サービスに該当します(例:野村証券の野村SMA)。

証券会社や信託銀行に運用を一任するサービスの一つに該当しますが、最低預入金額が1,000万円以上や1億円以上など金融機関によって異なります。ある程度まとまった資金の運用を任せるといった場合にはラップ口座がよいでしょう。

ファンドラップとは、ラップ口座の小口版に該当します。ただし、ラップ口座では株式や投資信託など様々な金融商品をもとに運用が行われますが、ファンドラップでは各金融機関で専用に用意された投資信託をもとに運用していきます。金融機関に運用を一任するケースはラップ口座と同じですが、最低預入金額が300万円や500万円など運用しやすい金額となっています。

なお、インターネット証券では最低預入金額が10万円からといったサービスを展開しているケースもあります(例:楽天証券の楽ラップ)。

ラップ型ファンドは、バランス型投資信託と呼ばれる投資信託になります。投資家のリスク許容度に応じて、安定型や成長型といった複数の運用パターンから選択し運用を行います。投資信託を購入してその資金をプロが運用するといったものになりますので、通常の投資信託と同様、1万円程度から購入することができます(例:SBI証券のMy-ラップ)。

こうした違いがあるものの、いずれの場合においてもプロが運用する点は同じで、運用できる商品と運用規模が異なっているのです。

前回も自動運用のメリットとデメリットについてお伝えしましたが、手間が省ける反面、手数料水準がかなり高めであったり、運用を完全に任せる仕組みが故にリスクコントロールがしにくかったりする側面を併せ持ちます。

比較的リスクの高い手法ですので、まず、自分にあっているのか、どういった商品なのか理解していただくためにも、ファンドラップやラップ型ファンドから試しに運用を始めてみるほうが無難かもしれません。

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部