ファイナンス

エンディングノートを作成する際の注意点

エンディングノート

2016.04.11

意外と知らない“エンディングノート”の使い方Vol.6

今回は、エンディングノート作成時の注意点についてお伝えします。

【1】記入日を必ず書く

記入日は、平成28年3月5日、2016年4月20日というように、年月日を書くようにしましょう。ノートを見た人がいつ書かれたのかがわかるとともに、自分がいつ書いたのかがわかります。そして、後日、修正する際の、修正した日付の記入が漏れがちですので注意が必要です。

【2】わかりやすい文字で書く

エンディングノートは、もしもの時に、自分以外の人に見てもらうことが前提の記録です。その際に、何が書いてあるのか、判読できなくては、せっかく書いた意味がなくなってしまいます。見た人がわかるように書いておきましょう。

【3】個人情報の管理に気をつける

エンディングノートの多くには、金融機関の口座番号まで書くように欄が設けてあります。しかし大切な情報ですので、金融機関は銀行名や支店名までにしておくなど、財産の情報の記載には細心の注意を払いましょう。

【4】パソコンなどのパスワードの記入は控える

パソコンや大切なファイルにはパスワードを設定していることがあると思います。自分にもしものことがあった時には、パソコンの中のデータを見てもらう必要が出てくる場合もあるかと思います。しかし、エンディングノートにパスワードを書いておくと、ノートを見ることで誰でも機密書類の閲覧ができてしまい、データが改ざんされるなどの危険を伴います。よって、エンディングノートにパスワードを書くのは控えるべきなのです。

【5】仕事とプライベートを分けて作る

歯科医院としての経営上必要な情報と個人的なプライベートの情報は、別々のノートに書くことをオススメします。亡くなった場合など、もしもの時に連絡する相手は、経営上の取引先なのか、プライベートなお付き合いなのか、家族がわからないことがあります。ノートを分けておくことで、経営上のことから順番に着手することもできますし、医院関係とプライベート関係で、家族が手分けして行うこともでき、家族の混乱や混同を避けることができるのです。

【6】保管場所を考える

エンディングノートは、もしもの時に見てもらうためのものですので、何かあった時には、見つけてもらえなければ意味がありません。しかし、個人情報などが書かれてあるため、保管場所には注意が必要です。

【7】信頼できる人にエンディングノートの存在を知らせておく

見つけてもらいやすいように考えて保管しておいたとしても、発見が遅くなることがあります。信頼できる人にだけ、エンディングノートがあることと保管場所を伝えておきましょう。

エンディングノートは、基本的にルールはないのですが、これらの注意点を守るだけで、もしものことがあった際により効果を発揮し、自身の想いを代わりに残された家族へ伝えてくれる存在になります。時間をかけて作っていくものですので、ノートがあってよかったと自分も家族も思えるような内容にしていただけたらと思います。

執筆者:DR’S WEALTH MEDIA編集部
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